2006年 03月 22日
雑記:罪の始まり |
具合が悪い中、読んでいた本がこれ。
マイケル・ギルモア著、村上春樹訳の「心臓を貫かれて」
私には珍しくノンフィクションだ。
著者の実の兄は殺人者で自ら死刑を望んで射殺されたと言う。
いったいそもそもの罪の始まりはどこだったのだろうか?
と言った作者の思いを中心に家族の歴史や謎を紐解いていく内容。
まだ上巻しか読み終わってないけれど、とても興味深い内容と
読みやすい和訳と、著者の痛いほどの思いが重い話。
明るい話ではないけれど、どこから罪が始まるのか、
もしくはどこから悪が生まれるのか一緒になって考えられる。
同じ姉妹でも兄弟でも、同じ両親に育てられているのに、どうしてこうも違うのだろうと
常々思う。そして自分でも激しく追い詰められたら殺人者になりかねないとも。
自分は真人間だ、絶対に人を激しく損なったりはしない、などと私は絶対に思えない。
どんな事でも起こりうると思っていると、こういう本に手が伸びるのだ。
下巻が届くのが激しく待ちどおしい。
関係ないけど、経験から学んで私の中で真理となっている言葉。自分への戒め。
「傷つけられたと騒いでる人間が、一番人を傷つける。」
罪は救われない弱さから。今んとこはそう思う。
マイケル・ギルモア著、村上春樹訳の「心臓を貫かれて」
私には珍しくノンフィクションだ。
著者の実の兄は殺人者で自ら死刑を望んで射殺されたと言う。
いったいそもそもの罪の始まりはどこだったのだろうか?
と言った作者の思いを中心に家族の歴史や謎を紐解いていく内容。
まだ上巻しか読み終わってないけれど、とても興味深い内容と
読みやすい和訳と、著者の痛いほどの思いが重い話。
明るい話ではないけれど、どこから罪が始まるのか、
もしくはどこから悪が生まれるのか一緒になって考えられる。
同じ姉妹でも兄弟でも、同じ両親に育てられているのに、どうしてこうも違うのだろうと
常々思う。そして自分でも激しく追い詰められたら殺人者になりかねないとも。
自分は真人間だ、絶対に人を激しく損なったりはしない、などと私は絶対に思えない。
どんな事でも起こりうると思っていると、こういう本に手が伸びるのだ。
下巻が届くのが激しく待ちどおしい。
関係ないけど、経験から学んで私の中で真理となっている言葉。自分への戒め。
「傷つけられたと騒いでる人間が、一番人を傷つける。」
罪は救われない弱さから。今んとこはそう思う。
by 93-69_show
| 2006-03-22 22:44
| diary