2009年 12月 25日
母性について |
ああもう年末なんだなぁ。
娘の保育園が明日で最後にしようと決めて、やっと実感が沸いたわ。
最近やっと天皇陛下にむかって日本の旗をふる人のその気持ちが分かった私は、
だからと言う訳じゃないが昨日の天皇誕生日にお祝い的な食事をして、
今日はいつも通り子供達だけと普通の夕飯を終えたよ。
ああ皆様メリクリ。
こんな日にそぐわない話題だけれども、あぁ一体。一体母性とはなんぞやなぁ。
辞書なんかで引くと「女性のもつ母親としての性質。」なんて書いた人の首をしめたくなるぐらい簡単に書いてくれちゃってるけども、まあその後にもある通り「自分の子供を守り育てようとする本能的性質」なんだろうな。
しかしこの「母性」って言葉やそれにまつわるイメージのせいで凄く母親ってヤツが誤解されてると思う。
母親ってのは常に最初から愛情深く子供のことだけを考えるのがデフォみたく。
しかしよ、今ちらっと見たサイトに書いてあったんだが。
小さくて弱いものを見ると守りたいと思い、世話をしたくなるような種の保存のための本能が、生まれつき男女所問わずほとんどの人の遺伝子の中に組み込まれているが、その本能を実際の行動に結びつけるには睡眠中に作られるホルモンと、それが伝達されやすくなるための経験(学習)だという事だ。
要はちゃんとした睡眠と学習で誰でも育児を出来るようになるが、それらがなければ誰だって育児出来ないっつーことだな。
なるほど。それで最近の私と夫との間の摩擦の理由がわかった。
私は夫に「てめーもっと育児学習しろやコラ!」(家事も育児のうちなんだぞオイ。娘の時と全然違うじゃないかよ)と言い、夫は私に「ってか寝かせてくださいよ。」(娘の時とは自由時間が違うじゃないすか。その分稼ぎが全然多くなったでしょ)と言っていた訳で、どっちも言い分は正しかった訳だ。
それが元で、娘に対する愛情と息子への愛情と全然違う!ムキーッとか、俺は稼いでんだよってか?!とか、息子泣いてんのになんで座ってぼーっとしてられんの?マジ頭大丈夫?とか色々いろいろ思っちゃう訳だな。あははははは。
子供を産んだ母親が最初から愛情溢れるものであるという幻想は私にもある。
確かな物がなにも無い中で「でも母親がいる」と思えるだけの強固なものが
最初から存在するものだと、そう思っていたいんだろうな。
だからこそ、弱点が愛情より上回った時の自己嫌悪といったら半端なくて、
無意味な悲観にどっぷり浸かってしまうんだが、
愛情を持って世話をすると言うその行為が、ただ最初からあるものじゃなくて、
血の滲むような努力と学習(とちゃんとした睡眠)の結果だったとして何がいけないんだろう。
むしろスゲーいいじゃんな。うまく言えないけど。
その事を忘れないようにしよう。
それでなんとなく救われるところがある気がする。
娘の保育園が明日で最後にしようと決めて、やっと実感が沸いたわ。
最近やっと天皇陛下にむかって日本の旗をふる人のその気持ちが分かった私は、
だからと言う訳じゃないが昨日の天皇誕生日にお祝い的な食事をして、
今日はいつも通り子供達だけと普通の夕飯を終えたよ。
ああ皆様メリクリ。
こんな日にそぐわない話題だけれども、あぁ一体。一体母性とはなんぞやなぁ。
辞書なんかで引くと「女性のもつ母親としての性質。」なんて書いた人の首をしめたくなるぐらい簡単に書いてくれちゃってるけども、まあその後にもある通り「自分の子供を守り育てようとする本能的性質」なんだろうな。
しかしこの「母性」って言葉やそれにまつわるイメージのせいで凄く母親ってヤツが誤解されてると思う。
母親ってのは常に最初から愛情深く子供のことだけを考えるのがデフォみたく。
しかしよ、今ちらっと見たサイトに書いてあったんだが。
小さくて弱いものを見ると守りたいと思い、世話をしたくなるような種の保存のための本能が、生まれつき男女所問わずほとんどの人の遺伝子の中に組み込まれているが、その本能を実際の行動に結びつけるには睡眠中に作られるホルモンと、それが伝達されやすくなるための経験(学習)だという事だ。
要はちゃんとした睡眠と学習で誰でも育児を出来るようになるが、それらがなければ誰だって育児出来ないっつーことだな。
なるほど。それで最近の私と夫との間の摩擦の理由がわかった。
私は夫に「てめーもっと育児学習しろやコラ!」(家事も育児のうちなんだぞオイ。娘の時と全然違うじゃないかよ)と言い、夫は私に「ってか寝かせてくださいよ。」(娘の時とは自由時間が違うじゃないすか。その分稼ぎが全然多くなったでしょ)と言っていた訳で、どっちも言い分は正しかった訳だ。
それが元で、娘に対する愛情と息子への愛情と全然違う!ムキーッとか、俺は稼いでんだよってか?!とか、息子泣いてんのになんで座ってぼーっとしてられんの?マジ頭大丈夫?とか色々いろいろ思っちゃう訳だな。あははははは。
子供を産んだ母親が最初から愛情溢れるものであるという幻想は私にもある。
確かな物がなにも無い中で「でも母親がいる」と思えるだけの強固なものが
最初から存在するものだと、そう思っていたいんだろうな。
だからこそ、弱点が愛情より上回った時の自己嫌悪といったら半端なくて、
無意味な悲観にどっぷり浸かってしまうんだが、
愛情を持って世話をすると言うその行為が、ただ最初からあるものじゃなくて、
血の滲むような努力と学習(とちゃんとした睡眠)の結果だったとして何がいけないんだろう。
むしろスゲーいいじゃんな。うまく言えないけど。
その事を忘れないようにしよう。
それでなんとなく救われるところがある気がする。
by 93-69_show
| 2009-12-25 00:47
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