2009年 05月 07日
えぐざえる君 |
めちゃくちゃ個人的な趣味嗜好の問題なんだけれど、
私はいわゆる「いかつい」「不良っぽい」男性がとても苦手で、
(疎いので合っているかすら分からないが)たぶん世の中でB系と言われているような、
悪っぽいお洒落がまったくもって共感できない。
そしてまた、それとは関係ないところで野球というスポーツが苦手だ。
なので(あくまでも私の中では)必然的にえぐざえるが苦手だ。
野球にもえぐざえるにもなんら悪いところがあるとは思えないのだが、
カッコいいとか憧れる!とかからは何万光年も離れたところに私の嗜好があると思っていただきたい。
で、毎朝乗る電車には必ず先に席を陣取っている高校野球部員達がいて、
頭がまるがりなのに眉毛をこれでもかと剃っている事を理由に、
私の心の中で「えぐざえる君達」と呼ばれていた。
彼らに全く悪気はないのだろうが、なんてったって野球部員なので、
大きな荷物が足元を占領しており、その前には立ちにくい。
そしてまた私の降りる駅よりもさらに先の高校なので途中で席があく期待が全くもてない。
それらの理由によりできるだけえぐざえる君達の前には立たないようにしている。
むしろそこしか空いていないと「ちっ」と思うぐらい、ジョーカー的な扱いだった。
なので、今朝は身動きのとれないほどの満員電車で仕方なく3人組のえぐざえる君達の前に立ちはしたが、
一駅目で大部分の人が降りると、当たり前のようにえぐざえる君達の前から一つズレる形で右に移動した。
さあこれで安心とばかりにふぅと一息ついて音楽聴きながら携帯をいじっていたら、
真ん中のえぐざえる君Bがもぞもぞと立ち上がり、私の左前のえぐざえる君CがBの位置に移動した。
自分の目の前ではなかったので全く気にしていなかったんだけど、
そうこうしてるうちにえぐざえる君Aが身を乗り出してきて「どうぞ!」と声をかけてくれた。
ガーン!!!と音がするほどの青天の霹靂だった。
えぐざえる君が席を譲ってくれた…。しかも3人組なのに一人が立って…。
席を譲ってもらってこれほど驚いた事はないよ。
ジョーカーのように思っていたことへの謝罪も含めて、
降りる時にももう一度「ありがとう」を言ってきたよ。
別にだからと言って野球やえぐざえるを好きになる事はないけれども、
これからも心の中でえぐざえる君達と呼び続ける事は変わりないけれども、
なんか凄くいい意味でガーンとしたのだった。
私はいわゆる「いかつい」「不良っぽい」男性がとても苦手で、
(疎いので合っているかすら分からないが)たぶん世の中でB系と言われているような、
悪っぽいお洒落がまったくもって共感できない。
そしてまた、それとは関係ないところで野球というスポーツが苦手だ。
なので(あくまでも私の中では)必然的にえぐざえるが苦手だ。
野球にもえぐざえるにもなんら悪いところがあるとは思えないのだが、
カッコいいとか憧れる!とかからは何万光年も離れたところに私の嗜好があると思っていただきたい。
で、毎朝乗る電車には必ず先に席を陣取っている高校野球部員達がいて、
頭がまるがりなのに眉毛をこれでもかと剃っている事を理由に、
私の心の中で「えぐざえる君達」と呼ばれていた。
彼らに全く悪気はないのだろうが、なんてったって野球部員なので、
大きな荷物が足元を占領しており、その前には立ちにくい。
そしてまた私の降りる駅よりもさらに先の高校なので途中で席があく期待が全くもてない。
それらの理由によりできるだけえぐざえる君達の前には立たないようにしている。
むしろそこしか空いていないと「ちっ」と思うぐらい、ジョーカー的な扱いだった。
なので、今朝は身動きのとれないほどの満員電車で仕方なく3人組のえぐざえる君達の前に立ちはしたが、
一駅目で大部分の人が降りると、当たり前のようにえぐざえる君達の前から一つズレる形で右に移動した。
さあこれで安心とばかりにふぅと一息ついて音楽聴きながら携帯をいじっていたら、
真ん中のえぐざえる君Bがもぞもぞと立ち上がり、私の左前のえぐざえる君CがBの位置に移動した。
自分の目の前ではなかったので全く気にしていなかったんだけど、
そうこうしてるうちにえぐざえる君Aが身を乗り出してきて「どうぞ!」と声をかけてくれた。
ガーン!!!と音がするほどの青天の霹靂だった。
えぐざえる君が席を譲ってくれた…。しかも3人組なのに一人が立って…。
席を譲ってもらってこれほど驚いた事はないよ。
ジョーカーのように思っていたことへの謝罪も含めて、
降りる時にももう一度「ありがとう」を言ってきたよ。
別にだからと言って野球やえぐざえるを好きになる事はないけれども、
これからも心の中でえぐざえる君達と呼び続ける事は変わりないけれども、
なんか凄くいい意味でガーンとしたのだった。
by 93-69_show
| 2009-05-07 15:51
| diary